ちょっとこれでは使えないなーと・・・製品の検討をあきらめていませんか??
弊社がご紹介しているコンクリート二次製品は、それぞれ利用シーンや利用条件がございます。
例えば・・・
交差点部の浅層埋設物による干渉により支柱が建て込めない場合に使用する『交差点用自在R連続基礎』は、歩道側に張り出した形状(支柱建て込み部を車道側に偏心させた形状)であり、設置方向を限定させていただいております。車両衝突時に応力が発生する位置に補強鉄筋が配筋されており、逆向き(車道側に張り出した設置)では衝突時の荷重に対して鉄筋が抵抗できなくなります。
しかし、
〇設置を検討している現場で歩道側に支障物があり、歩道側に張り出した形状の基礎が設置できない
〇路肩部に使用したい
など、標準品の仕様では実現できない検討事例があります。
この記事では、過去にこのような標準規格品では対応が困難だったケースにご対応させていただいた事例を紹介します。
事例①:路肩部への交差点用自在R連続基礎の採用
中央道、諏訪湖スマートICのアクセス道路にて、EPS軽量盛土上部の床板コンクリートの上で、基礎設置高が300mmしか確保できなかったため、『交差点用自在R連続基礎』が使用できないか?とご相談を頂きました。
解決方法:配筋位置を逆にした製品にて設置
車両の衝突方向が標準設置の場合とは逆方向となるため、補強鉄筋の配置位置を逆にして製造しました。このように、製造時の加工により標準品では対応できない箇所への適用も可能となります。
交差点部以外に使用した交差点用自在R連続基礎の施工事例↓↓
事例②:削孔済み(水路接続部の開口を予め設けた状態)集水桝の納品
弊社の『外フラット集水桝』は、現場で削孔していただくことを前提とした製品です。
工場であらかじめ開口を設ける場合、開口位置、大きさ、形状を設計し、加工製造しなくてはならなくなるため、設計開始から納品までに長期にわたる時間を必要とします。外フラット桝は壁厚を薄くすることで現場削孔を容易にし、かつ特殊な設計や製造加工の時間も無くし、在庫品で即対応することによる現場納品リードタイムを大幅短縮を実現した製品です。
しかし、「工期(納期)には余裕があるが、現場で削孔するスペースが無い」「削孔するための工具が現場に無いため、あらかじめ開口がある製品でなければ使えない」などのお声も頂きます。
弊社では、あらかじめ自社で開口を設置した外フラット集水桝の製造・出荷も対応可能です。(※別途製作納期、制作費が必要となります)
〇現場作業を発生しないようにしたい+工期には余裕がある(製品納期に時間を要しても問題がない)
このような問題でお困りの場合、対応することが可能です!
お困りごとをあきらめず、まずはご相談ください!
弊社ではお客様の問題解決を実現すべく、特殊製品の製造・加工をご提案させていただくことが可能です。
・HPを見たけど、これでは使えそうにないな・・・
・ここに○○があれば使えたのに・・・
など、お困りごとをあきらめず、まずはご相談ください!