【横断水路】暗渠化するか?耐久性を上げるか?

横断側溝の劣化

 横断側溝側溝は側溝上を車両が頻繁に通行する為、側溝に荷重が加わる頻度が高く、劣化しやすい構造物です。また、交差点部などにおいては、右左折車が側溝上を円軌道を描きながら走行する為、タイヤのひねり(過度な摩擦)も劣化の原因となります。

横断側溝の劣化については<<こちら>>の記事でも詳しく説明しています

 劣化しない横断水路にするには?

 劣化しない横断水路にする方法は、以下の方法がございます。道路に求める機能に応じて、選定する必要があります。

劣化した横断側溝を耐久性の高い横断側溝に更新した事例

(愛知県岡崎市稲熊町地内)

既設側溝の老朽化・破損に伴い、側溝の入れ替えを実施、弊社の耐久性・耐衝撃性が高いHT横断側溝を採用頂きました。採用現場は東名高速道路のすぐ下を通る県道で、周辺には小学校・中学校・高校も点在し、日中多くの車両が行き来します。従来通りの排水機能も有しつつ、破損や変形などを防ぐものが求められていました。

予め劣化防止対策を

今回ご紹介したHT横断側溝などを、新設時に予め設置しておくことで、将来の維持管理費の削減や、破損した側溝に起因する事故を防ぐことが出来ます。

<<HT横断側溝の製品情報はこちら>>

HT横断側溝は耐久性(耐摩耗性・引張強度・硬度)の高い鋳鉄製蓋を側溝に固定してあるため、大型工業施設などの大型車が頻繁に走行する箇所や、蓋上でタイヤのひねりが生じる箇所での劣化を解消します。側溝天端は路面表面に出ない形状となっており、側溝・蓋双方の劣化を解消するとともに、繰り返し通行で発生するボルトの緩みが原因で起こるガタツキ騒音も発生しません。