新規格を追加!カタログリニューアル
日本全国の安全・安心にご活用頂いております『自在R連続基礎ブロック』の総合カタログを10月にリニューアルしました。本年出展した近畿技術展、関東技術展、中部技術フェア、ハイウェイテクノフェアにおいては、このNEWバージョンのカタログを配布させて頂いておりますが、未だご覧になられていない方に今回のリニューアルのポイントをご紹介します。
自在R連続基礎のカタログは<<こちら>>
①RPCA認証取得情報を記載(P4・P27)
2023年4月、RPCA(道路プレキャストコンクリート製品技術協会)の製品審査において、「防護柵路上設置Ⅱ群」として適合証明を取得しました。
令和5年6月に改訂された道路プレキャスト工指針に新たに追加された防護柵工編において、路上設置基礎として初の適合製品です。
RPCA認証取得に関する資料は<<こちら>>
②新規格の追加(P21・P22)
高速道路用の規格として新たに追加された『N型』『F型』の情報を追加しました。
『N型』はSB種まで対応可能な高規格対型の規格となっており、置き式専用基礎として使用可能な車両用防護柵用連続基礎ブロックです。SB種の場合、防護柵を含む設置断面幅が最小680mm、43mの連続設置で衝突時に安全を確保することが可能です。
自在R連続基礎N型の製品詳細は<<こちら>>
『F型』は、SB種まで対応可能な高規格対型の規格となっており、埋設専用基礎として使用可能な車両用防護柵用連続基礎ブロックです。SB種の場合、35m(路側)の連続設置で衝突時に安全を確保することが可能です。
自在R連続基礎F型の製品詳細は<<こちら>>
③新オプションの追加(P26)
新オプションとして、『支柱建込穴の底付』を追加しました。(※2023年12月現在、B型のみ対応可能)
従来自在R連続基礎ブロックの支柱建込穴は貫通穴となっておりましたが、底付の製品をご利用いただくことで、
①仮説転用時の砂漏を防止
②支柱建込時の底蓋設置手間の解消
を実現できます。用途に応じて底有・底無を使い分け頂けるようになりました。
自在R連続基礎カタログの使い方
販売開始から20年、自在R連続基礎は様々な現場条件に併せてご利用頂く為に、様々な製品規格を追加してきました。現在は8種類の規格より、現場条件に合わせたものを選定頂くことができます。
では、どの規格を使うのが適切なのか、カタログからどのように判断すればよいのか?についてご紹介したいと思います。
検索事例:置き式ガードレール基礎を検討したい。適切な規格は??
①使用したい『用途』を探す(P9~P13)
自在R連続基礎で設置可能な条件をご紹介しております。この中より、『置式使用』のページを探します。(P10)
②使用したい『条件』を探す
各使用用途のページには、その使用用途に適合できる規格がページ上部に記載してあります。
また、ページ下部には衝突条件(防護柵種別条件)に対して適合出来る規格、その規格を適合するために必要な最低連続設置延長が記載されています。例えば【防護柵種別B種の置式ガードレール基礎を探す】場合、表中の衝突条件B種に規格として記載されておりますA型、A型偏芯、B型が適合可能な規格となります。防護柵の計画延長が長い場合は、寸法断面の小さな規格(この場合B型)を選定頂く事で、設置コストが最も低くなります。適合する規格の詳細ページをご確認いただくことで、各規格の寸法、重量などの詳細を確認頂くことが出来ます。