三重県初!自己治癒コンクリート製品を採用

三重県内初実績!自己治癒コンクリート『Basilisk_HA』

国土交通省北勢国道事務所 令和4年度 東海環状北勢IC道路建設工事(三重県いなべ市北勢町)にて、

自己治癒コンクリート『Basilisk_HA』を配合したAS桝を御採用頂きました。

三重県内においては初の納入実績となります。

『Basilisk_HA』って何??

『Basilisk_HA』(バジリスク)とは、バクテリアを利用したコンクリートのひび割れ自己治癒システムです。

①コンクリートに混ぜ込むことで、コンクリート内にバクテリア(微生物)とポリ乳酸を内在させます。ポリ乳酸は、水やアルカリ成分により、徐々に分解され、乳酸カルシウム(バクテリアの餌となるもの)に変わっていきます。

②ひび割れから水や酸素が入り、ひび割れ表面のpHが下がると、バクテリアが目覚め始め、分解を繰り返し、乳酸カルシウムを摂取、炭酸カルシウムを輩出します

③発生する炭酸カルシウムによりひび割れが埋まることで、『自己治癒』を完了させます。

『Basilisk_HA』の詳しい情報は<<こちら>>

『Basilisk_HA』のNETIS登録情報は<<こちら>>

株式会社イビコンの脱炭素経営プラットフォームaNETZERO参画に関する詳細は<<こちら>>

 

自己治癒コンクリート=脱炭素社会の実現?

カーボンニュートラルの実現に向け、土木工事においても様々な施策が行われています。国土交通省では、カーボンニュートラル対応試行工事の公告がなされ、カーボンニュートラルに関する取り組み実績の評価も盛り込まれています。

自己治癒コンクリートを採用することで、経年により発生するひび割れを抑制し、ひび割れにより発生する維持補修、更新が不要となります。よって、維持補修や更新工事の際に発生する二酸化炭素を削減することが出来、カーボンニュートラルの実現に貢献できるということです。

株式会社イビコンでは、脱炭素社会の実現に向け、様々な脱炭素工法を自社製品に取り入れる研究開発を進めています。

脱炭素を考えないといけないのだが、何から手を付ければ。。。とお悩みのかたは、是非一度ご相談ください。

我が社の既存製品を、本日ご紹介した製品のように、脱炭素製品として製造し、納入させて頂くことも可能です。